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生活指導のコツ

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人間ドック及び健診に必要なことは、検査結果を基に病態を分かりやすく説明する事。そして、なぜ悪化してしまったのか・病変してしまったのかといった原因を提示しどのように改善していくべきか提案し道筋を立てる事、その上で本人が自己決定していけるようサポートすることである。
その上でまず重要なのは、対象者と医療者間の信頼関係を構築することではないだろうか。受診対象者の健康上の不安等を把握し、その点を打ち明けるには信頼が必要だと言え、医療者側が「受診者本人を知ろうとする姿勢」で向き合い尚且つそれが示されているというのが大切ではないかと思うのだ。
また、行動目標の設定を行うことも重要ではないだろうか。受診者本人が日常的に行うことが出来る事を選択する必要があり、まずは1か月というくくりで目標を立てると良いだろう。本人の疑問などにもしっかりと答えて正しくりかいしてもらい、効果が期待できる目標を設定することが大切だといえるだろう。例を挙げるのであれば、肥満症をもつ受診者に対しエネルギー収支の改善を行っていく必要があり、それにつながる目標であるかをチェックする。
そして最後にもう一つ、その後のフォローアップである。生活改善を行っていく上でその効果がきちんと出ているかを確認することは大事だ。そのためには定期的な検査を行う必要があるといえ、例えばその検査予定を組んだりするなど状況に応じた評価・サポートを行っていくことが大切だろう。受診者本人の努力をねぎらうこともまた、今後のさらなる改善にとって大切だ。継続可能な方法へ目標の修正を行ったり、次年度の健診に向けた方針を立てたり、実行に至れていないならば準備度が低い若しくは目標が不適当である可能性も考えられる。受診者一人ひとりに合った目標を再設定するなどしてサポートを行っていくのである。

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